「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う」/青柳碧人 双葉社


akazukin

長男が貸してくれました
楽しく読みました

赤ずきん、シンデレラ、眠り姫、ヘンゼルとグレーテル はグリム
マッチ売りの少女はアンデルセン

グリムは語り伝えられてきた物語をグリム兄弟がまとめあげた昔話ですし
アンデルセンはアンデルセンによる創作
グリムの持つ、森深く少し薄暗い雰囲気、アンデルセンの近代性
この違いまでもうまくアレンジしてあったのには満足しました

にしてもやっぱりグリムはおもしろい!
ほんとうは怖い、とか興味本位の取り上げ方をした本が売れたり
三匹の子ぶたやおおかみと七ひきのこやぎで狼を鍋で煮たり、殺してしまうのは残酷だから
きれいごとにしてしまったり
ディズニーアニメのラプンツェルなんて全然話が違うから!とかつっこみたくなるのだけど

いくらアレンジしてもグリムの世界は揺るがない
アレンジしたくなる骨太な世界なのですね

いちグリムファンの感想でした

そうそう、長男に「元の話を知ってるから楽しめるのよね」と言うと
「知らんでも楽しめるんちゃう?元の話はどんなんかな?と興味持つ人もおるかもしれん」と
言われました

なるほどね!